「10年ほど前に、ロックフェラー3世が元々の寿命を超えて生きたため、子供が全員若死にしたことに気がついたのです。」

「ロックフェラー4世は、ロックフェラー3世の子供ではないのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。それで、息子が陰の本を500冊も持っていたり、ゲーム好きなのも、僕が元々の寿命を超えて長生きしているせいかも知れないと思っていたのです。」

「なぜ、そのようなことが起こるのですか」と町会長。

「これは、大きな謎でした。進化論的に考えれば、元々の寿命を超えて生きた人間の子供が、さらに同様の方法で長生きすれば、人類の数は際限なく増えてしまうので、それを制御するためのメカニズムがあるのだとは思っていました。」

「しかし、そのメカニズムがどういうものか分からなかったのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。つい最近まで分からなかったのですが、息子が2度も死にかけたので、ついに分かりました。」

「それは、どのようなメカニズムなのですか」と町会長。

「最初のヒントは中神先生にいただきました。」

「と言いますと?」と町会長。

「僕は、パワーグッズというものを知らなかったのですが、中神先生に作り方を教えていただいたので、毎週、新作を作り中神先生に見ていただいていたのです。」

「なるほど」と町会長。

「その頃、中神先生に、『パワーグッズのパワーは、作者が亡くなると、どうなるのですか』とお伺いしたことがあるのです。」

「中神先生は何と答えたのですか」と町会長。

「『そこに、高尾山に住んでいた行者が作ったパワーグッズがあるが、その人が亡くなってもパワーは変わらない』と言われました。」

「なるほど」と町会長。

「そのとき、『パワーグッズのパワーには、エネルギー保存の法則が成り立たないのだ』と思いました。」

「パワーグッズには無限のエネルギーがあるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。その時以来、『パワーグッズには、エネルギー保存の法則が成り立たない』ということが、解けない謎として残りました。」

「その時から、ずっと、その謎を考え続けてきたのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。その謎が解けたのは、うちの税理士さんが気の世界の中継点のような役割をしていることに気がついた時でした。」

「と言いますと」と町会長。

2021/12/3

<水道後記77>
冬場の凍結に関しては、水道メーターのボックスが金属製で地表に出ているのに、防寒対策には内側に発泡スチロール板を貼り付けただけなので、10cmぐらいの深さにポリエチレン管を埋めれば八王子では問題が起きないと推定した。

しかし、外庭は車が通ることがあるので問題が起こる可能性が高いとも思った。1級建築士から、以前、『八王子では40cmの深さに埋めるのが正規だが、業者によって30cmのことも20cmのこともある』と聞いた記憶があった。

苔庭用に配管した時には、車が通る門の所は40cmぐらいの深さに配管したが、ホースでも問題は起こらなかった。

上記のような知識と経験もあったので、時間の節約のために20cmの深さに埋めようと思ったが、車が通る外庭で問題が起こらないという確信がなかった。駐車場の東側を迂回して配管することを何度も考えたが、配管距離が長くなるのと茶の木の根があることで時間がかかる可能性が高いとも思った。<続く>

2024/11/19